†小さな恋のお話†
Side鈴美

アタシは教室に着いてすぐに、自分の席を確認して、机にうつ伏せになった。

佑樹…なんであんなこと言うのよ…佑樹はアタシに彼氏ができなくても、別にいいと思ってるの?

アタシは彼氏ほしいよ!
それに、佑樹に彼女ができるのも嬉しいよ!
なのになんで…?
なんでよ…

はぁ~… 考えるのもめんどくさくなってきた…

アタシは伏せていた顔をあげた。
そして、何故かアタシはクラスの人から多くの視線を浴びている事に気づいた。

へ?アタシ何かしたっけ…?
…あっ!朝から校門の前で祐樹と言い争ってた…。





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