好き?キライ?…どっち?
「うん…いつも送ってくれた時に、部屋にって思ってたんだけど…言いそびれて」


「じゃ、今度…お邪魔してイイ?」


日向さんの顔が近付く


「うん…でも、こんなに素敵な…部屋じゃなくて…狭くて…散らかってて…」


チュッ…


「!?」


日向さんの唇が私の頬にそっと触れた


「ホントは口にしたいけど、我慢出来なくなるから」


日向さんはそう言い、照れながら私に背を向けて、仕事に取り掛かった


キスされた頬がほんのりとあったかい


私はキスをされたホッペに手を当てた





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