真紅の思い
純白

毎日太陽は昇り、そして沈む。人間達は忙しく動きまわり、地球は相対してスローペースで回っている。

そんなサイクルの中で僕たちは毎日を過ごし、
そしていつかそのサイクルに終わりを告げる時が来る。

人類が誕生してからこのサイクルが変わったことはない。

地球はただ僕たちを乗せ、毎日1回転の規則を守っている。

いつしか僕たちは考えるようになった、
自分の生きる意味を。
生きる価値を。







僕たちのサイクルの終わりまでのカウントダウンは生まれた瞬間、いや、命を授かったときに始まっている。
例外はなく、皆サイクルの期間は知り得ない。

サイクルは人それぞれであり、同一はまずないだろう。




人間は産まれた瞬間に自分という存在が誕生する。
親とか、兄弟とか、そういうその後の人生で密接に関わる存在によって自分の存在を認められ、そして国家に認められるのだ。




それは国によって違う場合もある。共通してるのは産まれて来る命はまっさらなキャンパスであり、部族紛争とか戦争とかそんなものを考えてはいない。
ただ生きているのだ。


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