校舎の向かいの木村サン
「ご……ごめん…」
「い…いや…俺こそ…すまん。」
しばらく
しんっ…とした空気が流れた…。
俺はなんとかこの気まずい空気を壊すべく、なにかしようと動いた。
岸本のおでこに触れた。
触れたとき
気づいた…
もっと気まずくなるんじゃね…?
気付くの遅……
まぁそれはそれで
恋愛少女マンガっぽくて面白い…。
…………
俺は何を言ってんだよ。
どこの少女マンガを目指してんだよ。
ってか
目指してねーし。