校舎の向かいの木村サン
その後、俺がいろいろ言って、
岸本をいじりすぎたせいか……
コイツの顔はどんどん熱くなっていった。
そろそろヤバイかな?
「ごめん…いじりすぎた…。大丈夫か?寝ろっ!」
「う……けほっ…ありがとう…」
そのとき
ひらめいた。
俺、実はスポーツとかよりも
料理得意なんだよね。
コイツに
なんか作ってやろう…。
なにがいいかな…?
コイツなら
なんでも食いそうだし。
単純にお粥でいいか。
あんまりちゃんとしたものだしても、食えねーだろうし。
うん。