mirror

あ、でも今日はマサくんと帰るって言ってたっけ。

じゃあいいや。
ゆっくり歩こ。



「あーああ。断っちゃってホントに良かったのぉ??
あんなイケメン、めったにいないよぉ??」


ん??
振り返るとポケットに両手を入れて、廊下の壁に寄り掛かってるマサくんの姿。


「な、何で知ってるの!?
み、み、見てたの!?
…って杏は??」

「さぁねぇー… みくちんには関係無いでしょ??」


えぇ!?
手を振りながら去って行くマサくん。


「ちょ、ちょっとぉ…」


もう訳分かんないよぉ。




< 74 / 112 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop