続・ひとりがさみしいなら
あたしはくるみと2人っきりになった。


「く・・・くるみ。
くるみさ、光輝くんの事好きなの・・・?」


ちょっと直球すぎたかな・・・。

でもこれが聞きたかったこと、だし。


「うん、好き。大好き。
だったら何?
光輝くんはあんたと付き合ってるから手を出すなって言いたいわけ?」


・・・え・・・・・。

くるみ・・・こんな子だったっけ・・・??


「確かに光輝くんはあんたのもの・・・。
婚約者って決まってるってこともわかってる!!!
だけど・・・私だって・・・決まってるよ、婚約者!!!
だけど・・・まだその婚約者に会った事すらない!!!
だから!!!今、自分の最も愛せる人をさがして・・・
最も愛せる人と恋愛して、婚約者と結婚しようと思ってたのよ・・・!!」


くるみ・・・。

婚約者決まってるなんて・・・。


「・・・わざわざ忠告ありがと・・・。
もう私、光輝くんには手出さないよ」


くるみ・・・。


「くるみ・・・!!
あたしたちこれからも・・・ずっと!
ライバル・・・だよね!!!」


ライバルで・・・いたい。


「・・・もちろんよ!!!」
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