お嬢様は太陽と歩く
第8章~大好きなキモチ


~*海咲*~



―数日後―


―金曜日の放課後―


「ねぇ、聖。」



「ん?」


「私、ほんとにゴメン。」



「なんであやまんの?」


「だって、ずっと聖の誕生日プレゼント
あげてなかったでしょ??」


「あぁ、いいよ。もう。」


「よくないの!!私があげたいの!
キスは…、無理だと思うけど…。」



そう。私が聖に何かしてあげたい
いつもしてもらってばっかりだモン。

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