キミが好き。

・大切なもの

[玲音]



学校から帰って来て俺の部屋に入るなり



「玲音ぉ?」



「んっ?」



「お腹痛ぃ……」



って亜梨子は腹を抑えて床に座ってしまった



「はっ?えっ…大丈夫?」




肩を抱いて亜梨子に問い掛けると



「ダメ……」



首を下に向けたまま横に振る



「ベッドに横になる?」




「っ…うん」



ふらつく亜梨子を支えながら



─ギシッ



ベッドに寝かせた



「何か悪い物食べた?」



「何も食べてないよ…多分ストレスのせいだと思う

最近色々あったから………」




「俺のせいでごめんね、」







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