ソラと私と記憶の欠片*


アイリの戸惑う声を、ソレ以上聞きたくない と言わんばかりに。

自分の唇で、塞いでしまう。



深紅に染め上げられたドレスより、顔を真っ赤にして、はにかむ彼女が目の前に居た。
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