プラチナ学園
「これ。乃依の下駄箱に入ってたんだけど。」

「どれ?」

それは一枚の紙で内容は

『あんたじゃ金本先輩に釣り合わない。

 一人だけ庶民のくせに侑様、大貴様、隼人様とも
 
 仲よくして。人気がある姫と莉衣とも

 仲良くて。あんたがこの学園から

 出て行くまでイジメてやるから覚悟しな。』

と書いていた。
    
「なにこれ。」

「安心しな乃依。莉衣と姫で必ず守ってあげるから。ね、姫」

「もちろん。」

「ありがとう。でもせめて三人だけの秘密にして。」

「なんで?侑たちにも言ったほうが・・・」

「莉衣。乃依が言わないでって言ってるんだから、言わないでおこう。」

「うん。じゃあスリッパ買いに行こう。」

「買いに行く?」

「そうだけど何にびっくりしてるの?乃依」

「普通は借りに行くんじゃないの?」

「買いにいくんでしょ?」

やっぱお金持ちは凄いや。
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