プラチナ学園

「えっあの…宮本乃依ですけど？」

「乃依ちゃんか。可愛い名前だね!僕は緒方大貴。大貴でいいよ!」

大貴。男の子なのに私より可愛いんじゃないかな？

「俺は二宮隼人です。隼人でいいから！」

隼人ね。またかっこいいなぁ～。

「俺は増田侑。侑でいいから。」

侑。なんか今日で５人も友達ができたよ。

「じゃあクラス替えの紙を見に行こう!」

私たちは大貴の提案でクラス替えの紙を見に行くことにした。

あっそうだ・・・

「ねぇ姫？」

私は気になったことを一番近くにいた姫に聞いてみることにした。

「どうしたの？乃依？」

「どうしてクラス替えの紙なの？高１だからクラス発表の紙じゃないの？」

「あぁ～それはうちの学校ほとんどが幼稚舎からの持ち上がりだからメンバーは変わらないんだよね。」

「そうなんだ。」

幼稚舎からの持ち上がりってすごいなぁ。

「まぁつけたすとうちらは全員幼稚舎からだからね。」

「へぇ～。まさかみんながお金持ち？」

「まぁそれなりにね。」