バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生《夕顔の恋の行方》
『将一君はゆっくりしていれるの?』




「いえ、塾があるから少しだけいるつもりです。」




『それは残念、夕顔、頼みたいことあるんだけど、あそこにいる子に声かけて遊んであげてほしいの。



川上可鈴ちゃん5才なんだけど、ママと二人暮らしで、


もしかしたら、虐待されてるかも知れない。



手足、体中にアザがあるんだよね。



可鈴ちゃんのママにもそれとなく聞いても、



いつもはぐらかされちゃうの。



どうしたものかと毎日なやんでる訳。



夕顔可鈴ちゃんにそれとなく聞いてみてほしい。



私だと可鈴ちゃん絶対ママ庇って言わないんだよね。


たけどこのままにしては置けない、命に関わる事だから。』




私に出来るかな?




可鈴ちゃんの気持ち聞き出せるだろうか。









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