今でもあなたを愛してる
プロローグ
カキーン―……

今日も部活で頑張るあなたに惹かれてる

その想いは日に日に増していく

「いきまーす」

あの時はこんなに好きになるなんて思わなかった

「ねぇねぇ、今日も遊びに行っていい?」

「別にいいよ。どうせまた漫画でしょ?」

「うん」

「なんだったら貸すよ?」

「借りたら親に怒られるもん…」

「そんなんで!?まぁ俺も暇だからいいけどね」

「やった!流石文也先輩!!」

「だろ?」

いつも冗談を言い合いながらあなたの家へ向かう

それが…私の中で当たり前になっていた

そんな私たちが出会ったのは私が入学して約2ヶ月たった頃のことだった
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