今でもあなたを愛してる


「すみません…。少し考える時間をいただけませんか?」

「大丈夫だよ。ゆっくり考えな。」

菅原先輩は優しく微笑んで頷いてくれた。



――――――――――――



3日後の放課後


答えの決まった美咲はある人の元へ向かった。


それは…






「菅谷くん。」

「…決まった?」

「うん。………ごめんなさい。私軽音部に入ろうと思って…。誘ってくれて凄く嬉しかったし、私なんかの話まで聞いてくれて…。また野球に関われるんだと思って…。でも、軽音部にも誘われて…凄く迷ったの。だから――――」


「美咲…。」

「っ!!」









「それなら問題ねぇよ!!」

「…………えっ?」

< 15 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop