~your Love story~

「じゃあ、俺らも帰ろうか 」


「うん」と頷くと、そっと手を握ってくれた。


「その前に、こっち来て 」


そう手を引かれて連れて来られたのは、校舎裏の渡り階段だった。

そこの上から3段目に、隣同士に腰を下ろす。

一瞬沈黙が流れて、ふと目が触れ合った。


「問題出していい? 」


突然変な事を言い出すから、きょとんとして「どうしたの?」と微笑みかけた。


「May I Kiss? 」


そう見つめて問いかけてくる。

一瞬目をパチパチとさせて、ふっと笑みが溢れた。


「Pleasure 」


目を閉じると、瞼にチュッとキスを落とす。

次は頬に、そして唇に触れた。

そっと瞳を開くと、首に手を絡めて今度は私からキスをした。


大好き……


唇を離すと、私たちはギュッと強く抱き締め合った。


「これからは、ずっと一緒だよ 」




《END》

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