彼女ノ写真
「何処かから、長い竿を持ってくるしかないんじゃないですか?棒高跳びの棒とか」



「ほ~ぅ。サクラ案はそれね、よし!他には?他に案は無いの?」




そんな風に、ちょっと何らかのキャラになって乗り出したマキ先輩に、乗っかる様にシキちゃんはビシっ!と、手を上げてから発言する。




「はい、先輩。私に名案があります」



「お、何だね?シキ参謀長!」



「隊長、エークン三等兵を召喚すると言うのは、どうでしょうか?」




その言葉に、私達は一様にウナヅいた。




その無言の評決を確認すると、シキちゃんは携帯を取り出し、エークンへのメールを送信するのだった。




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