最愛の君へ

幼少時代-家庭編-

キーンコーンカーンコーン…

そうこうしてるうちに二限の始まりを表すチャイムが鳴った

チャイムと共に女の子との会話を終えた拓は教室へ戻ってきた

目の錯覚か?

女の子涙目じゃなかった?

拓泣かせたか?

眉間にシワを寄せて考えていると不意にも拓と目が合った

彼はそりゃもぅ爽やかな顔つきで微笑んでくださいました

あっ俺にじゃないよ?

俺の近くの席に居る女に

その笑顔に少なくとも女はノックアウト!されてるはず

あなたモテるんだから

そんなに愛想振りまくのは辞めて下さいよ

んでも

相変わらず変わってねーなー

昔っから拓はモテてたもんなー…

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