ケンカ友達に恋する17才。

●恭平side



───………


翌日。



今日も部活があるので学校へ行った。




───…


『初純は俺が好きなんだ』

…─────



宮下の言葉が頭の中をぐるぐると回る。




初純も…


……────


『陽ちゃんが好きだもん!』


───……



あんなに強く。







初純が好き。


誰にも負けないぐらい。







そして、誰にも渡したくないぐらい。








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