ケンカ友達に恋する17才。



ピチャッ…



「あぁあ゙─…、濡れちゃった」



水入れが予想以上に重くて、転んでしまったのだ。





…─最悪。







制服の袖から、雫が落ちる。






ちらっとまた体育館の方を見ると、また恭平がシュートを決めていた。





「はぁ─……」









…最悪だ。







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