ライラックの咲く頃

時計はしらぬ間に夜中の3時を刻んでいた。

「あ…由香、そろそろ帰った方がいんじゃね?」

由香は結構お嬢様の家庭の子だから私はいつも時間を気にしてしまう。

「あ★ホントだ~★やばい~£※△黼閼※¢」

由香はアルコールが入ってないのに酔っぱらっている。
小学生の時から由香はテンションがマックスになると酔っぱらいのようになる。語尾が文字化けしてるし…。

「じゃーそろそろ帰るね~♪」

酔っぱらい由香ちゃんは立ち上がり玄関に向かった。

「おーい、ミントぉ!!愛莉に手ぇだしたら許さねぇからなあ!!わかったか!寝る部屋は別々だぞごらぁミン……#☆※鵺蠡騁£謌夛〇黐¢…?」


だから文字化けしてるって………。
由香はよくわからない言葉を連発し、家を出ていった。
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