本当に愛おしい君の唇
第28章
     28
 治登は口付けのたびに、直美の唇から熱が出ているのを感じ取った。


“熱い”


 そう思いながら、キスを繰り返す。


 ベッド上で寛ぎながら、治登たちは夕食までの時間を過ごした。


 治登が、


「君も女性だから、刺激されたら感じるだろ?」


 と訊いてみる。


「ええ」


 治登と直美は裸体のままで交わりながら、互いの下着類を取っていた。


 治登が彼女の体中にある、ありとあらゆる感じる場所を撫でる。


「気持ちいい?」と訊くと、「ええ」と応じた。


 直美は普段満たされてない人妻なので、治登は尚更満たしてあげたいと思う。


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