アグリーベティに恋をして

meet him again is like a hell..



「お待たせ~♪可愛い女子高生2人連れて来たぜ!」

「ヒュー☆さすがエイジっ!」

「いやー、やっぱ女の子いると花があるよな。」

カラオケの個室に入るとエイジ君と同じ高校の制服を着た男の子2人が座っていた。

あたしはそのうちの一人を見て固まった。

忘れるはずもない、その完璧な美形顔のソイツは、こっちを見ていた…

「っ!!」

「恋華っ、彼超カッコいいよ!想像以上、あたし彼になら騙されてもいいかも…///」

裕子が小声であたしに囁くけど、あたしの耳には届かない。

ありえない…

まさかこんな急に見返すチャンスがめぐってくるなんて、予想もしてなかったし。

気づかれるのが怖くて、軽く震える。

しっかりしろ、恋華!
絶対大丈夫、堂々としてればバレないはず。

あたしは、変わったもの。


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