君とあたしと…彼。
そんな急すぎだよ。
あたし…何もしてないよ?

全部ゆうが稼いだお金。



ほんとにこれでいいの?


「ここだ…」

「ここ最近建ったばっかじゃん」

「みてぇだな」



ゆうの手には鍵。

今日からここが
あたし達の家…なんだね。


なんか実感ないけど、
凄く嬉しい反面…
不安も大きい。



「有紗の親にも連絡入れろよ」

「わかった」



なんだかんだで
ゆうはうちの親のことを心配してる。


家を出た日以来…
お父さんとは会っていない。

お母さんとは会っていたが。



お父さんのことが心配だ。

体は平気かな?
無理してないかな?


…家を出ろと言ったのは
お父さんだけど、
あたしをここまで育ててくれたのは
たった1人…お父さんだもん。

お父さんもお母さんも
あたしの大事な親なんだ。


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