君とあたしと…彼。
「んじゃ大地、おやすみ」

「あァ」



大きく手を上げ、
大地は去って行った。



「大地に何て言われた?」

「…べ、別に」

「隠せるとでも思ってんの?」

「…隠せるもん」



あんな恥ずかしいこと言えないよ。

…相手はゆうだし。


これだけは秘密にしなきゃ。



「俺のことナメてんの?」

「……。」

「…有紗?」



そっとゆうに視線を向けると、
夜空を背景に凄く絵になってた。



ギュッと抱き締められ、
あたしはゆうの腕の中…。



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