ラブして★Honey×Honey!



「話さなきゃいけないことってそれだけ?」


「あ?...あぁ。」



「なぁんだ。ビックリした。」


へ?
琴子はそういうとクスクス笑い出した。



「そんなこと知ってるよ、始めから。」


「は?」


「だって佐々くん有名だよ?女の子に好きにさせては捨てるとか、飽きたらポイとか。志乃もそう教えてくれてたし。」



は?
なんだそれ?....

俺すげー最低なヤツじゃん。
..まぁそーなんだけど。


って、イヤそうじゃなくて
それを知ってて
琴子は俺をちゃんと見てたってことなのか?!



「気づいてないのは張本人の佐々くんだけじゃない?」



俺の反応をみて琴子はケラケラと笑う。



やっぱかなわねぇな。
琴子は俺の調子を狂わせるのが

得意みたいだ。



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