君の愛がほしい
「そろそろ
行くか!」




私の手をとって
ぎゅうっと
握ってる。




「えッ
ちょ・ちょ・
ちょっと!」




「いってらっしゃい!」




お母さん、お父さん!
私がこんなことに
なっているのに
なんにも
言わないの?




やっぱり
私の親って
のうてんき
なのかもしれない。




「それでは
行ってきます。」




「理歌を
よろしくね!」




「お母さん・・・・・
行ってきます。」




私の
テンションが
一気に下がる。




玄関から
でると




「おはよう!!
二人とも!!」




唯が
立っていた。
< 83 / 95 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop