~親友という名の絆~

腕をほどいて薫と向き合う




「どうして…?」




「よく分かんないけど、帰れた。」




「何それ…」



「やっぱりそう思う?」


「当たり前だよ。」

薫が笑った


私もつられて笑った



「遥ー!薫ー!!」



少しさきで幸が手を振ってる




「??」



「行こ♪」



薫が私の腕を掴んで走り出す






走りながら薫が私に問い掛けた










「また一緒にプロ目指してもいい?」













「もちろん♪」








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