~親友という名の絆~

キ ズ ナ

月日はあっという間に巡り、私たちはもうすぐ高校2年生









「奈津、幸。お待たせ、帰ろう♪」

私たちは薫のおかげで仲直り出来た


薫は奈津の所にも行ってたみたい。


「もう、遅いよ。遥も薫も…」


薫は高校の入学式の日に戻ってきた。

臨界の管理人さんのおかげらしい


「これからどこ行く?」

「コンビニ行って、お菓子買って…」

「「サクラ丘♪」」

薫が戻って来て、みんなの薫に関する記憶は元通り。

死んだという事実は消え、学校やホームでは、薫はしばらく里子として里親の所に行っていた。

というコトになってるらしい

私たち4人以外はね






だから、薫は死んでいた

そして、遥の約束の為戻って消えていった


薫が私たちの仲直りを導いてくれた


霊になってまで



ってのは私たちにしかない記憶達
私達だけの秘密




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