アイツとアタシの関係



「あぁ〜、真穂の言葉って、たまにグサッとくるよな〜」


へなへなとその場にしゃがみこむ磨那翔。


『え??』


「あ〜あ、やっぱ恋愛対象として見られてないんだよな〜、俺って。」


『誰に??』


「ん〜??秘密。」


磨那翔は苦笑いだ。


「まぁ、俺はその子が幸せならい〜の。俺の恋が実らなくても。」


『磨那翔って、やっぱりいい人だよね。』


すんごいいい人だよ。


「そか〜??」


『うん。かっこいいよ!!』




.
< 132 / 135 >

この作品をシェア

pagetop