病室の窓から… [完]
「さ…里子!?!?」









次の瞬間にはアタシは
輝の病室に向かって走り出していた…









考えているのは
輝のことだけ。
輝の幸せとか…
ただそれだけで…









「海斗……
 輝は、たぶん今、
 診察なんかうけてないよ」









「え…?
 じゃあ…」









「アタシは…
 朝子さんが嘘ついてるとしか…
 思えない…」
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