赤い糸はだあれ?−あたしと五人の王子様−





「・・・・・・本気、すか?」


今度は哲先輩が固まる。



「・・・俺、さすがにそこまで悪い奴じゃねぇよ?」

「そう、っすよね。」





わかってる。

わかってんだけど。



頭ん中が真っ白で。


いまいち、ピンときてないっつーか。






「ま、とりあえず!」

「!?」

「・・・ん?」


いきなり立ち上がるから、ビックリした。


なんで、こんなビックリしてんだろ。





「うはは。
ま、考えてみてよ。」



ニカッと笑った哲先輩は、あたしがメロンパンを食べ終わるまで
待っててくれた。








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