Devil&Angel
――――――――――------
『おいっ!お前頭良いんだってな。』
『は?』
『だからさ、この問題解いてみろよ。』
『これ、何?』
『え…っと。 まぁ!アレだよアレ!
なんつーの?まぁアレだよ。』
『アレってなんなんだ。てゆうかこのぐらい解けなくてどうする?合格は諦めるんだな。』
『はぁ?何が諦めろだよ!
…はっはーん。わかったぞ。
解けねぇんだな。コレ。』
『そんな事はない。
俺に解かせる理由を言えば解いてやる。』
『!!
ハァ。わかったよ。 課題なんだよ!
今日は順番で当てられんだ!
だからすぐさま解け!』
『一度だけ言う。』
『あぁ?』
『これは人間即ち下界の住人のことを表し尚且つ天使掛ける悪魔を示していて――――――――。』
これ…
リオと…
彼の出会い…?
もう、
訳が分からない。
頭に
次々と
流れ込む記憶。
辛い、
思い出。
幸せな
思い出。
全部
全部
見えてしまった。