太陽
美華Side

再絶望





「陽太…。」



病室のドアをゆっくりと開ける。



そこにはベッドに座り、窓を見つめる。



変わり果てた陽太の姿があった。



「ようた!」


「巧…。久しぶりだなッ。」


明るくふるまう巧。



そしてそれにこたえる陽太。



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