大切な大切な幼なじみ


「失礼します・・・先生?」

「はーい・・・どうしたん?」


音楽の先生で吹奏楽部の顧問でもある佐伯遥(さえきはるか)先生は20代前半の美人先生。


「あの・・・見学してもいいですか?」

「まぁ・・・もちろん!大歓迎よ!希望とかある?」

「あ・・・打楽器を・・・」

「じゃあ・・・音楽室よ。円ぁ?見学者の指導よろしく」


隣の音楽室から小柄で可愛い人が来た。


「はい!管楽器にも連れていった方がええですか?」

「打楽器希望やけん」

「うわぁ!了解です!」
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