大切な大切な幼なじみ


「先輩、遅いですぅ・・・」


音楽室に入ると、すでに皆きていて

後輩達と話しているところだった。

この後輩・・・すでに泣きそうになってる。

私が笑って頭を撫でると今度は抱き着いて来た。

翼を見ると、彼も泣かれて困っている。


「先輩・・・私、先輩に憧れてます。

声なんて関係ないです。

先輩はいつも態度で示してくれました」
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