大切な大切な幼なじみ



「ありがとう・・・すっきりした!」


「ほんとう?ならいいけど・・・桜小から来た女子には気をつけてね?」



この2人はどこまで優しいんやろ。


でも私は


この2人のお陰で


友達の有り難みを知る事ができた。



「うん!本当にありがとう。2人はもう帰った方がええんやない?お母さん待っとると思うし・・・私はもう少し落ち着いたら帰るね!」


「わかった・・・じゃあ、また明日ね!」


「バイバイ!」



そう言って彩香ちゃんと


有里ちゃんは帰っていった。


私は、顔を洗う。


どうしよ・・・目が思いっきり腫れとる。


これじゃあ泣いたってバレバレ。


もういいや!


なんとかごまかそう!


私は教室に戻る事にした。



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