大切な大切な幼なじみ


病院・・・着いた。

行きたくないな・・・だって行ってもお母さんいないし。

翔太に連れられて病院に入る。


「お母さん、間に合うよな?」


お父さんが弱々しく言う。

私は何も言えない・・・。


「ここだよ。お母さんのいる病室。」


お父さんがドアに手をかける。

思わず目をつぶっちゃった。

お母さん・・・生きて帰ってきてよ・・・。

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