大切な大切な幼なじみ

最終日



まぶしい光で目を覚ました・・・。

朝だ・・・昨夜はなかなか寝れなかった。

重い体を起こして学校に行く準備をする。

偶然かどうかわからないけど、今日は私の誕生日。

今日は学校が終わったらそのまま電車でおばあちゃんの家に行く。

兄ちゃんはもう既に行っている。


玄関を出てカギをかける・・・回れ右!


「13年間、本当にお世話になりました。」


深々と礼をする・・・。

ちょうど隣の家から翔太が出てきた。

あのことがあってから翔太とは話してない・・・。

それでいい・・・。


デジカメを取り出して、13年間住んだ家を撮った。


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