夜の蝶たち~沙織~
最寄り駅に着いたら電話くださいって言われてたから・・・
プルルル・・・プルルル・・・♪
『はい、三沢です』
「あ、今日、面接の約束してるんですけど・・・」
『あ~、はいはい、今、駅かな?』
「そうです。着きました」
『そしたら、迎えに行きますね。どんな格好してるかな?』
「え~っと、黒のミニスカに、グレーのダウン着てます。髪はロングです」
『分かりました。見つからなかったらまた電話します。5分くらいで着きますから』
「はい。お願いします」
電話が切られて・・・
5分か・・・
緊張してきた~。
電話の人は、優しい感じでいい人っぽかったけど・・・
面接って、なにするんだろう・・・
なにするにしてもさ、面接ってヤダよね~。
なんか、すっごく品定めされてる気分になる。
そんなことを考えてたら・・・
「すいません、クラブ サンセットですけど、面接の方?」
スーツを着た、ちょっと渋めのおじ様に声をかけられた。
「あ、はい。そうです。お願いします」
「そんなに緊張しないでください。とりあえず、店に向かいましょう」
ニコっと笑ってその人が言った。
「店、すぐなんで。ほら、あそこに水色のビルがあるでしょう?そこの3階です」
「あ、近いんですね」
「そうですね。あ、18歳でしたっけ? 高校は?」
「辞めちゃいました」
「そっか。うちにももう1人、高校辞めちゃった18歳の子がいるから、話が合うかもね。あ、着いたよ。どうぞ」
そう言って、お店の扉を開けてくれた。
プルルル・・・プルルル・・・♪
『はい、三沢です』
「あ、今日、面接の約束してるんですけど・・・」
『あ~、はいはい、今、駅かな?』
「そうです。着きました」
『そしたら、迎えに行きますね。どんな格好してるかな?』
「え~っと、黒のミニスカに、グレーのダウン着てます。髪はロングです」
『分かりました。見つからなかったらまた電話します。5分くらいで着きますから』
「はい。お願いします」
電話が切られて・・・
5分か・・・
緊張してきた~。
電話の人は、優しい感じでいい人っぽかったけど・・・
面接って、なにするんだろう・・・
なにするにしてもさ、面接ってヤダよね~。
なんか、すっごく品定めされてる気分になる。
そんなことを考えてたら・・・
「すいません、クラブ サンセットですけど、面接の方?」
スーツを着た、ちょっと渋めのおじ様に声をかけられた。
「あ、はい。そうです。お願いします」
「そんなに緊張しないでください。とりあえず、店に向かいましょう」
ニコっと笑ってその人が言った。
「店、すぐなんで。ほら、あそこに水色のビルがあるでしょう?そこの3階です」
「あ、近いんですね」
「そうですね。あ、18歳でしたっけ? 高校は?」
「辞めちゃいました」
「そっか。うちにももう1人、高校辞めちゃった18歳の子がいるから、話が合うかもね。あ、着いたよ。どうぞ」
そう言って、お店の扉を開けてくれた。