ドラゴン・テイル

「クレイグ、今度の竜の祭典さ、誰かと行く約束とかしてる?」

 質問に疑問系で返されて一瞬戸惑ったクレイグだが、少し考えてから答えた。

「いや?今年はまだ決めてないな」

 良かった! と、笑顔でぱっと顔を輝かせるキスティン。

「ね、今度の祭典でさ、私の友達をマーロウ君に会わせてみたたいんだよね。もし良かったら一緒に行かない?」

 その言葉を聞いたクレイグは、

 キスティンと俺、キスティンの友達とウル……つまり、だぶるでぇと!!

 と言う公式を組み立て、二言okを出した。




 こうして待ち合わせ場所を決め、当日を迎えた。






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