カエルの王子様
モナはそっと離れて、
ケンヨウが近寄ってきた。


「バン様・・。」


「ケンヨウ。」


「ご無事でなりよりです。
今何処にいるのですか?」


「セーラー村にいる。
3人の仲間と一緒に暮らしていて、
そこの娘とモナ様が知り合いだ。」


「モナ様の知り合いとは。
何よりもご無事でいる事に、
感謝しております。」


「ケンヨウ?
俺は毒を飲まされて、
副作用のせいでカエルの姿に
なってしまった。」


「ええ。
私の知り合いの占い師に、
聞きました。
バン様の仲間もですか?」


「ああ。」


俺は全てケンヨウに話した。
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