君想い



あたしは思わず被っていた布団をはがして弥生を見た。




「なっ何、言ってんのっ///」




バレてる…///




「そりゃ、怖かったもんな。」




「こ、怖くなかったもんっ!!」




弥生の前で泣くなんて…。



恥ずかしい…///



―――キーンコーン



その時、予鈴がなった。



「…じゃあ、俺、授業出るわ。」




弥生は保健室を出て行った。
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