君想い



放課後、あたしは花音と陸人んちに向かっている。



陸人は部屋を片付けると先に帰ってしまった。




「お邪魔します。」




陸人の部屋は…さすが男の子の部屋って感じだった。




「花音、飲み物切らしてるから買い物行くから来い。」




と、あたしだけ置いていかれた。



陸人の机を見ると最後に4人で取った写真を飾られていた。




「弥生…。」




「何だよ。」




えっ…?



あたしはドアの方を見た。
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