カッコよくなった王子様
『ねぇ?聞いてる?』



仁、うるせーよ。





「あぁ、で、どうなんだよ!?」





なんか、イライラしてきた。





『いや、別に何も言ってなかったと思う。』





「そうか・・・。」






真弥は俺を忘れてしまったのだろうか。







東京に来た意味なかったかなぁ・・・。







でも、真弥を俺のものにするために来たんだ。





気づいてくれなくても付き合いたい。






『なんだよ。真弥とはどういう関係なんだよ?』




仁が聞いてきた。






話すのめんどくせー





いちいち首を突っこむな!!






でも、こいつに話すべきか?








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