カッコよくなった王子様

東京*真弥side*

疲れのせいか車の中で眠ってしまい、東京に着いたのが速く感じた。



鹿児島とは違い、東京は高いビルや建物がたくさんある。


そして、私のこれから通う、花園小学校についた。


「すごーい」


私が鹿児島で通っていた学校とは、まったく違う。



きれいな校庭、

きれいな校舎、

きれいな門、


思わず口がパカッと開いてしまった。


門の辺りでキョロキョロしていると、若い男の先生が校舎から出てきた。


『君が白石真弥さんかな?僕は、君の担任の相田和也だ。よろしくな。』



先生優しそうだなぁ~


なんか、モテそうな顔…


でも、私はタイプじゃないけど。




「よろしくお願いします。」



私は、先生の後をついて教室に向かった。





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