小悪魔なあいつは年下ボーイ

未来side

瑞希をいつも通り送っていたら、物音に驚いて腕をつかんだ


−ホント、こわがりなやつ



そこまでは理性を保ってたんだけどなぁ



瑞希は潤んだ瞳の上目遣いで俺をみてきた。

ドキッ…


ちょっ…反則…


「お前さ、狙ってんの?」
そういって、返事もろくに聞かずに瑞希を抱き締めた




しばらくすると、瑞希に拒絶の言葉とともに突き飛ばされた



そのまま走り去る、瑞希をただみていることしか出来なかった



なにやってんだ、俺…


ただ、意地悪したくなるだけじゃなかったのかよ…。今のは完全に意地悪じゃない…。ただ…触れたくなっただけじゃんかよ…
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