a little memory━恋人編━
ちゃんと英咲士君とは会えるらしい…大分泣き止んだ私は英咲士君の腕の中で甘えてる。


「メールもするし会いたくなったら会えるから…。」


「…うん…。」


駆け落ちなんだよね…?
病院で断った時英咲士君を泣かしてしまった駆け落ち


今では恐怖もまだ有るけど一緒になれる幸福感の方が上回る。



そして一緒に手を繋いで眠った…。


起きると7時過ぎだった…英咲士君はまだ寝てて疲れ気味だったから寝させてあげた。



「真苺…?」


「あ…英咲士君おはよう!!」

「今何時…?」


「んーとね12時過ぎだよ♪」


英咲士君はびっくりした顔をして凹んでた(笑)


「うっわぁ…昼過ぎか…朝には真苺家に連れて帰ろう思ったのに…。メールまでしたのに…」


「メール?誰に?」


「オカンに俺が夕食誘って真苺が帰りたくない言うたからマンガ喫茶で一晩過ごした。って言うた…でちゃんと帰るとも伝えたから」

「ありがとう…。」


英咲士君がフォローの様なメールしてくれたから親から連絡無かったんだ…。






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