御曹司が恋したお姫様!?㊤



自然とあたしも姿勢を直してしまう。



「可憐の気持ちはよく分かる。
ひょんなところで潤に出会って、訳も分からない理由で半ば脅しの理不尽な要求を突きつけられて…。
やむを得ず、ここに編入してきた」

「…うん」

「でも、今までこんなことってなかったのよ」

「“こんなこと”?」

「潤が女の子を相手にするなんて、今までなかったの。
むしろ、寄ってくる女の子たちにも見向きもしなかった」



…ちょっと想像がついた。


アイツは女の子ですら、突っぱねそう。



< 141 / 423 >

この作品をシェア

pagetop