御曹司が恋したお姫様!?㊤
そう言って、優しげにふわりと笑った。
──…あたしは、その笑顔を見て思った。
………ダメだ。
彼女はもう心に決めているようだった。
絶対にこの想いは告げない、と。
…あたしとしては、納得がいかないのはもちろんのことなんだけど。
これ以上の口出しはすべきではないと思った。
──…ここから先は、美織ちゃん自信で決めることなんだ。
「私、そろそろ時間だから失礼させていただくわ」
「…うん。
また明明後日会おうね」
「えぇ」